第6回コクア会 開催しました
- shonangansalon
- 2015年1月11日
- 読了時間: 2分
参加された皆さん、お疲れ様でした!
「今年もよろしくお願いします」と挨拶を交わし受付をされていく参加者の方々の中に、緊張からか固い表情をされている方もいらっしゃいました。
今回は、年末年始の出来事について、お話をしていただきました。
少し体調を崩してしまった方、カウントダウンライブで盛り上がった方など、
それぞれの年越しがありました。
そして、とても緊張されているように見えた方は、実はとても落ち込んでいらっしゃったのです。
初めてがんと診断されてから半年、これからどうしたらよいのかがわからない,
というたくさんの不安で頭の中がいっぱいであることなどを話してくださいました。
そのような気持ちを本当にわかるのは、同じようにがんを経験してきた他の参加者の方々です。どの方も、初めてがんだとわかった時、余命を告げられた時、手術では治療をできないと言われた時など、言葉では表せないほどのつらく、苦しい時期を過ごされてきました。
人生を悲観し、落ち込み、夜が怖いと感じたと、がん経験者のみなさんは言っておられました。
参加者の皆さんが、笑顔でそれぞれの経験談を話してくださるうちに、
その方の表情が少しずつ柔らかくなり、笑顔がこぼれるようになりました。
そして、しばらく考えることもしなかったご自分の趣味に気持ちを向けられるようになっていました。
苦しい時期をのり越え、がんを受け入れ、それぞれの楽しみを見つけながら毎日を過ごせるようになった仲間の話は、不安で前を向くことのできない患者さんを自然に励まし、勇気づけていきました。
湘南がんサポート委員会は、いつも「これで良いのだろうか」、「お役に立てているのだろうか」と悩むことも多く、正解のわからない中、手探り状態で進んできました。
参加者の方から、「コクア会では何でも話せるし、気持ちが安らぐ」という感想をいただいたり、がん経験者だからこそできる自然な励ましによって、笑顔を取り戻す患者さんの姿を拝見すると、委員会がその方々に寄り添っていくことにも意義があるのではないかと感じています。
参加者の皆さんの笑顔とともに2015年のコクア会がスタートしました!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました
湘南がんサポート委員会 井筒
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