第12回コクア会 開催しました
- shonangansalon
- 2015年7月12日
- 読了時間: 2分
海!プール!かき氷!がぴったりな暑い一日、いよいよ湘南の夏がやってきます。
ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。
このたび、コクア会は1周年を迎えることができました。
こうして第12回目を無事に開催できましたのも、お力添えをいただきました皆様方のおかげと心より感謝申し上げます。
今回も参加者の皆さんから改めてがんサロンの意味を教えていただきました。
〜まつ毛や産毛のありがたさを感じることありますか?〜
がん治療の副作用などによる脱毛で、まつ毛がなくなると目にほこりが入り痛い。産毛がなくなると冷たい風がさらに冷たく感じる。爪がなくなると落とした10円玉が拾えない。
そのような時にまつ毛や、産毛や、爪の存在をありがたいと感謝する。がんになる前は存在すら忘れてしまうくらいだったのに…。
〜本当の幸せを教えてくれたのが「がん」〜
「がん」はものの見方、価値観を大きく変える。自分が幸せかどうかなんて、あまりよく考えてみたことがなく、季節の移り変わりも日常の生活も当たり前にしか思っていなかった。
犬や猫や魚や道端の草さえも、命あるものすべてが輝いて見え愛おしく思える。そして、人の心のぬくもりを感じられ、やさしくなった自分に気づく。
小さなことにも感謝し、生きていることが素晴らしい!と「がん」が気づかせてくれる。
〜がんサロンの役割〜
がんにはマイナス面も確かにあるけれど、それ以上にプラス面が大きい。そのことを伝えたくて友人や家族に話してみても、がん経験者ではないと意味をわかってもらえない。
がん経験者の話を参考にできる。がん患者である自分の経験を、他の人に役立ててもらう。
それらのことができるのも、がんサロン。
〜今日に感謝、今に満足〜
コクア会に参加してくださる皆さんに共通しているのは、がんになって「今までの人生をふり返り、次の人生へと続けていく」ということ。
皆様に愛されるコクア会になりますよう、これからもスタッフ一同努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
湘南がんサポート委員会 井筒 由佳子

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