第14回コクア会 開催しました!
- shonangansalon
- 2015年9月12日
- 読了時間: 2分
貴重な日曜日の午後、お仕事前に参加してくださる方、お仕事の後に駆け付けてくださる方など、お忙しい合間を縫って集まってくださいました皆様に心より感謝申し上げます
体調と気持ちを整えるためにしばらくお休みされていた仲間の参加をみんなで喜び、会がスタートしました。
〜「がん」という言葉の持つイメージ〜
2人に1人ががん患者といわれる今の時代でも、社会の「がん」に対するマイナスなイメージは、何も変わっていないことを患者さんたちは実感されています。
ご自分の病気について友人に話すと、のけぞるほど驚いた後は無言…。きっと彼らは友人の告白に衝撃を受けたまま、目の前の友人にかける言葉を探しているのでしょう。
がんという病気の現状を理解されないまま、「がん=死」というイメージは今もなお浸透しているのです。
会社で正直に病状を伝えると、配置転換など対応は会社ごとに様々です。「がんになったら仕事を辞める」というイメージが、仕事と治療の両立を難しくしてしまうのかもしれません。
そして「がん」という言葉は、患者さんに対しても不安、辛さ、恐怖を思い起こさせてしまうのです。
〜世界で一番恐ろしい病気は、孤独です (マザー・テレサ)〜
がんによる不安や恐怖もあるけれど、経験や気持ちを誰とも共有できずに、たった一人でがんと向き合う時に感じる孤独はとても怖いと、患者さんが話してくださいました。
体調が悪く気持ちがとても落ち込んでいる間は、サロンに参加しようという気力もなくなってしまう。それでも後から思うのは、サロンに参加して気持ちを話し、仲間の話を聞けばよかったということ。
ゆえに、この先症状が悪化した時のために、気持ちを共有できる仲間とつながる場所を確保したい、という思いも教えていただきました。
患者さんにとって、コクア会が仲間と話したいと思った時にいつでも戻ってこられる場所となるようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。
湘南がんサポート委員会 井筒 由佳子

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