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第16回 コクア会開催しました

「勇気を出して、一歩前へ」

あいにくの雨の中でしたが、

初参加の方もいらして、和やかに第16回目の「コクア会」を開催することができました。

今回は「がん」と診断されたご本人の他に、ご家族の参加もありました。診断を受けたご本人の辛さは計り知れないものがありますが、寄り添うご家族の方々も、同じ気持ちで病気に向き合っていることを感じました。  最初に自己紹介をしていただきました。現在受けている治療のこと、病気のこと、診断された時の気持ちなどの話がありました。  望みを託した治療の効果が思うように出なかったこと、転院に対する思い、副作用の辛さ…。  家族の立場としては、優しく接する事が出来る自分でいたい、気持ちを理解したい、まずは自分がしっかりしなければ…という気持ちがあると、話していただきました。  初めて参加をしてくださった方は、当日まで行こうかどうしようか随分悩まれたそうです。背中を押したのは、きっと「支えになるのは同じ病気になった人たち」というお考えからでした。 「元気になりたい」「強くなりたい」と、勇気を出して。  そんな初参加の方に「最初私もそうだった」と話してくださった、2回目以降の参加の方たち。この言葉に、どんなに勇気づけられたことでしょう。同じ体験をしながら、乗り越えた人たちが目の前にいる。励みになり、「きっと大丈夫」と、前を向いて一歩を踏み出せる力になると思います。  そしていつか、同じように初参加の方を迎え入れてくださるようになるのでしょう。支え合いの関係ができていることを感じます。  このチラシをお手に取ってくださり「コクア会」に行ってみようか、どうしようか、とお考えの方へ。ここには、気持ちが分かり合える仲間がいます。扉を叩いてみませんか。                        湘南がんサポート委員会 佐々木奈々子

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