第23回コクア会を開催しました!
- shonangansalon
- 2016年6月12日
- 読了時間: 2分
【患者さん5人、ご遺族1人、見学者2人】
毎日不安やつらさを抱えながら過ごしていても、「参加するのが楽しい」、「気持ちが楽になる」、「ストレスが解消される」と参加者の皆さんにおっしゃっていただきました。とてもうれしく、有り難いです。
皆さんの笑顔に励まされながら、本日もコクア会を開催することができました。
都合がつかずに参加できないけれど、今日のサロンのためにお菓子を差し入れてくださいました患者さんのお心遣いにも感謝です!
心配しても何の得にもならないけど、心配になる。家に帰るとまた悩んでしまう。
それでも次回のサロンを楽しみにしながら、みんなも同じ、みんなも頑張っていると思える。
一人でいても、ひとりではないと思えることは、がんと共に生活するうえで、精神的にも大きな支えになると思います。そして同じようにご自身も、仲間とつらさを分かち合い、仲間を支えているのです。
今、インターネットやテレビなどのメディアにはいろんな情報が溢れています。
どれが正しいのか、どれを信じてよいのかわからないから、そういうテレビ番組は見ないようにするというお話もありました。
必要な情報や信じるものはちがっても、皆さんそれぞれに色々な工夫をされています。
情報の取捨選択、体調管理、食生活の工夫、ストレスをためないようにすることなど、とても参考になるお話を聴くことができました。
そして、がん患者さんが直面する就労問題。
今なお続く世間のがんのマイナスイメージは、患者さんの職場でのつらい経験や、働く機会を失うといったことにも深く関係しているように思います。
今回のサロンでは、見学を希望された方(2名)にもご参加いただきました。
実際にコクア会の様子をご覧いただき、がん患者サロンの必要性や意義を感じてくださいました。これから立ち上げる院内サロンや、訪問看護のお仕事に少しでもお役に立てればうれしいです。
ありがとうございました。
湘南がんサポート委員会 井筒 由佳子

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