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第42回コクア会

  • shonangansalon
  • 2018年2月11日
  • 読了時間: 5分

第42回コクア会は残念ながら開催できませんでした。

4月は特別企画のお寺サロンです。コクア会が立ち上がってから毎年、年2回、金剛院さんでお世話になってきました。各回のブログをのぞきながら、これまでのお寺サロンを少しふり返ってみましょう!

【2014年10月】

第3回目のサロンを茅ヶ崎市にある金剛院で、無事に開催することができました。本殿の広間を使わせていただき、ご住職様のお話からスタートです。鎌倉時代からつづく金剛院は、地元茅ヶ崎の歴史と深く関わりがあり、何人かの歴史上の人物ともゆかりがあるそうです。その後のフリートークには、ご住職様と副住職様にも参加していただき、大いに盛り上がりました!参加者の皆さんから、「楽しかった」「また参加したい」「ありがたくて涙が出そう」「心穏やかな時間を過ごせた」などの感想もいただきました。

【2015年4月】「散る桜 残る桜も 散る桜」

金剛院のご住職さまから「桜は散るからいいものなのですよ」とこの言葉を教えていただきました。美しく花を咲かせた桜も、いつかは必ず散る。一人一人が尊い存在であることをお話してくださいました。また、お釈迦様のお誕生日が今月ということで、アマチャヅルを煎じたお祝いの「甘茶」を入れていただきました。甘い香りが神殿に広がり、いつものお話の会が和やかに進みます。病気に向き合い、前向きになれた今の気持ちを語ってくださった方もいました。「集まって話をするだけでも全然気持ちの持ちようが違う。わかってくれる人がいるという安心感がある。家族にだからこそ言えないこともある」という発言もありました。

【2015年10月】

心配していた雨も上がり、帰る頃にはやわらかな秋の日射しが金剛院の庭を照らしていました。ご住職様が特別なお香を焚いてくださいました。甘く懐かしい香りに包まれ、がん患者さんにとってはなおさら心救われる時間になるのではないでしょうか。 新規に参加してくださった方々が「とにかく来て良かったです」「心地好い時間でした」と感想を言ってくださいました。

【2016年4月】

術後退院された方の「不安がいっぱいで」というお話に、病気と共に生きる人生の先輩方からたくさんのアドバイス!

特に早朝に歩くということをお勧めされました。昇る朝日がきれい。同じ時間に出会う人と知り合いになる。人とつながることが力になる。とにかく外に出ましょう!と力強い言葉で話していただき、そのパワーに先輩方恐るべし!!と思いました。やはり「前向きに生きる!」が一番ですね。

【2016年10月】

お寺の中に入ると、どこか懐かしいような心安らぐ香りが出迎えてくれました。癒しの香り。

治療中は楽しいと感じるほど、意欲的に治療に取り組む自分がいた。治療もひと段落した今、目の前の目標もなくなり、何かをする気力もなくなってしまったように感じる。通院中は、自分だけががん患者ではないという安心感に包まれていたが、今はぽつんとひとり取り残されたような気持ちになる。そう話してくださった方がいらっしゃいました。立ち止まった時に、誰かひとりにでも自分の気持ちを話すことができたら、心が楽になるのではないでしょうか。

一年ぶりにお寺サロンに参加することができた方は、自ら自分の病状、今後のことを話してくださいました。誰の力も借りずに生きようとしてきたこと。やさぐれていましたと自分を振り返り、今はたくさんの人に支えられ、自分があること。素直な気持ちで人に感謝することができること。生きることも、生きることを終えることも、どちらも苦しく辛い時間の中で、ようやく自分は新しい一歩を踏み出せたのではないかと思えること。話しながらその方の目から涙がこぼれ落ちました。「これは悲しいから泣いているんじゃないんです。嬉しくて、むしろいいほうの涙です。今ここで皆さんと一緒にいられることが、本当に嬉しいんです。」

2年前にコクア会のポスターを見て今回初めて参加をしてくださった方は、「やっと居場所を見つけられたような気がします」と感想を話してくださいました。ご夫婦で参加してくださった方からは、ご家族の立場としての話もあり、気づかされることも多くありました。

【2017年5月】

疑問や不安を抱いていても、患者の立場になると本当の気持ちをストレートに主治医に言うことができなくなってしまう。

ウィッグの話題も出ました。病院の外来や病棟には高額の医療用ウィッグのカタログしか置いていないので、初めてがんに罹患し、脱毛を経験することになった患者さんは、それを手にするしか術がないこと。安価で買えるファッション用ウィッグをいくつも用意し、周囲にも気づかれずに仕事を続けていたというお話もありました。ご自分のスタイルで生きる姿が素敵ですね。

こうした経験をシェアできるのが、がんサロンのひとつの大きな力だと思います。コクア会の「コクア」とはハワイ語で“手助けする”という意味です。

【2017年10月】

今日はお寺の門の横に貼ってある文字にふと目が留まりました。「尊い心、たとえ役に立てなくても 何かの役に立ちたいと思う心が尊い」何かの役に立ちたい。誰かの役に立ちたい。この思いは、元気で健康な人ばかりが思う気持ちではありません。今までサロンで知り合った多くの方にそれを教えていただきました。治らないがんを抱えながら最期まで、何かの役に立てればと自分の思いを語ってくれた方もいます。久しぶりに参加された方がご自身を振り返り、もし誰かが自分と同じがんになったら、その人に声をかけて、少しは自分のわかることを話せるかもしれない。初めてサロンに参加した頃は泣いてばかりいたけれど、今は病気になってしまったことは変えられない。それなら受け止めるしかないと思えるようになった。そう話してくださいました。

金剛院さんのご住職様並びに、お手伝いいただいた皆様、心温まるおもてなしに心より感謝申し上げます。

これまでのお寺サロンのブログを編集したものです。

毎月のサロンの様子などはホームページの「活動報告」に掲載してあります。ぜひご覧ください!

湘南がんサポート委員会 井筒 由佳子

 
 
 

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