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第61回コクア会を開催しました!

コクア会で年に2回開催している「お寺サロン」の日でした。 茅ヶ崎市南湖にある金剛院さん。お寺という非日常の空間に、お香の心地良い香り、ご住職の優しい笑顔に迎えてもらいました。 大腸がんステージ3bの川口健太朗です。コクア会に通って1年半となりました。

11月のお寺サロンに参加した感想を書かせていただきます。

今回のお寺サロンは、がんを経験された6名の方が参加されました。 前回4月のお寺での会は、初めて参加された方が多かったのですが、今回はみなさん何度かコクア会に参加したことのある方々でした。

まず、ご住職と一緒に読経をするのが恒例となっています。お寺ならではの体験で、僕は日頃の行ないが悪いせいか、自然と背筋が伸び、心が真っ直ぐになる気がしました。

そして、簡単な自己紹介と、近況の報告から会話が始まりました。

病院での医師とのコミュニケーションについて、「こんな言い方をされた」など、病院などのサロンでは話にくいことが話題にあがりました。地域のがんサロンならではの話題のように思いました。ちなみに僕は主治医へ、「身体に良いと思って"もずく"を食べると胃が痛むんです」と相談した時、「食べなきゃいいじゃん」と、冷たくあしらわれたことを思い出しました。(笑)

そして、がんサロンでよくある就労の話題も出ました。治療後、仕事を探していてやっと見つかり、これから仕事が楽しみな方。その話を聞いて、今の仕事に不満を持っていたけれど前向きになれた方。

誰かの話が、誰かの為になるという、患者会での"情報共有"の良いところだなと思いました。 ご住職も会話の輪の中に入られ、話題の中で感じたことや、思ったことなどをお話しいただきました。 なんだか法話を聴いているような、有難い時間に感じました。

あっという間に時間が過ぎて、話足りないくらいが、また来たいと思えてちょうどいいなぁと思いました。 お寺を出てからも、駐車場で少しお話をしたりして。

コクア会の運営は、たくさんのスタッフの方々のお陰で開催できていることに改めて気付きました。

当日は貴重な日曜日のお休みを、別の日には打ち合わせや事前準備など、仕事や家庭をお持ちの方々の活動に、凄いなと尊敬しています。

がん患者さんとご家族のための交流の場を作っていただき、ありがとうございます。

2020年もコクア会よろしくお願いします。

大腸がんステージ3b

川口 健太朗

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